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聖書:悪は滅ぼす ヒンズー:受け入れる

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2002年に起きたバリ島爆弾テロ事件

こちらが当時の様子に詳しいです。

犯人はジェマ・イスラミアというイスラム過激派。
実行犯はジャワ島のイスラム教徒。
2008年に死刑に処せられました。

ローカル、外国人観光客含む202人が殺された悲惨な事件。
この件に関してはバリ人は完全なる被害者。彼らに非は全くありません。

ところが、そのバリ人の中に
「自分達にも悪い所があった」
「お祈りが足りなかったせいだ」

という声がかなりあったそうなのです。
最初は私も、その奢らずに自らを顧みる考えに感心しましたが、

これはイジメはイジメられる方にも責任がある、と言っているのと同じです。
悪いのはイジメる奴であって、イジメられる方ではありません。

なので今はその考え方は間違っているとはっきり申し上げます。
それは善と悪をごちゃ混ぜにする考え方だからです。
善は善。悪は悪。はっきりと区別しなければいけません。

ヒンズーでは悪も善も共存できるとします。
悪は滅ぼさない。
善も悪もあってこそ世の中バランスが取れるのだ、という考え方。

要するに悪人の存在も認める、ということですよね。

バリ人は「平和」「調和」を重んじるのです、とよく観光ガイドが言ってますが、
でもですね、
善に悪が混ざった状態でどうして「平和」と言えるのですか?
善と悪がどうやって「調和」するのでしょう。

善に悪が混ざったら、悪が善を打ち負かして滅ぼしてしまうのです。
清い水に一滴の泥水が混ざったら、その水はもう汚れて飲めません。

善人の中に悪人が混ざると、善人が害を受けてしまうのです。

聖書の中で神様は悪人を徹底的に滅ぼしますが、
それは善人を救うためです。
世間が言うように残酷だからではありません。
その逆です。

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*火で滅ぼされるソドムの町から逃げるロト

善と悪を裂く聖書の考え方と、
善悪を混ぜるヒンズーの考え方。

あなたはどちらがよりスッキリとしますか?

*今回の内容はこちらの記事を参考にさせていただきました。


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